
以前募集しました、Silhouetteのカッティングマシンに関する相談の回答をまとめました!
動画でも確認いただけますので、購入・使用の参考にしてください!
Q:カメオ4 で主にケント紙や画用紙のカットをしています。
同じ設定で同じものを切る場合、上手く切れている時(部分)と、上手く切れてない時(部分)がある時があるのですが、どのようにすると安定しますか?
A:紙素材の場合、繊維の詰まり方が均等でないために切れ具合に違いが出ることがあります。 安定させるには、
①カット圧を強めに設定する
②カッター刃の出し量を少し多めに出す
③パス(カット)回数を増やす
④スピードを遅くする、などをお試しください。
また、カッティング用台紙に紙が密着していないとカット圧が十分伝わらないため、カッティング用台紙にカットくずやゴミがついている場合はきれいに取り除いてから紙を貼りつけてください。
Q:プリント&カット用のデータを作る際に、PNG画像と他のオブジェクトを結合すると、オブジェクトの色が画像の色に変わってしまい、上手く作れません。
また、デザインの周りのみをカットしたいのですが、どのように行えばよいですか?
A:方法としては、画像とオブジェクトを【結合】するのではなく【グループ化】を行うと、オブジェクトの色を保持できます。
デザインの周りのみをカットするには、送信パネルで【縁をカット】を選択すると、デザインの外枠のみカットができます。
印刷用に文字をいれたい場合も同様に送信パネルで【縁をカット】を選択すると、外枠のみカットができます。

Q:保育雑誌についている型紙のデータを使ってカッティングすることは出来ますか?
A:できます。
型紙の原本のカットはピックスキャン台紙を使用すると可能です。
また、型紙を活用して画用紙等をカットする場合は、スキャナーで型紙を取り込んで画像にし、【トレース】という機能を使ってカットデータにして使用します。
スキャナーがない場合は、ピックスキャン台紙に型紙を貼り付け、写真を撮影し、トレース機能を使ってカットデータにして使用します。
使い方は下記URLをご参考にしてください。


PCでの作業に苦手意識がある方には、幼稚園、保育園用の制作物には、シルエットデザインストアに掲載されているイシグロフミカさんや鈴木孝美さんのデザインデータの活用をお勧めしています。
デザインデータはカッティングマシン用に作られているので、ダウンロードするだけで簡単に可愛い作品を作ることができます。


Q:シルエットスタジオで表示されるカット時の設定値(刃出し量やカット圧、スピード等)と素材メーカーで指示される設定値が異なるのですが、どうしてですか?
A:シルエットスタジオにプリセットされている刃出し量、カット圧、スピードは、シルエット純正サプライ品カット時の設定値です。
例えば、一概にカッティングフィルムと言ってもメーカーごとに厚みや素材が異なるため、他社メーカーさんの推奨されている値とシルエットスタジオに搭載されている値は異なります。
実際にテストカットをおこない、適切なカット条件をご確認ください。

Q:カッター刃の交換のタイミングはいつですか?
自動でわかる方法はありますか?
A:カッター刃の消耗を自動検知する機能は搭載していないため、切れが悪くなった、切れなくなったタイミングでカッターを交換していただく必要があります。
交換の目安としては、カッティングフィルムで4km、上質紙で2km程度です。
カットする素材、デザイン、カット条件によりカッター刃の消耗は変わります。

Q:オートブレードの場合、刃出し量と数値の関係はクラフトブレードと同じなのでしょうか?
A:同じです。目盛り1ですと0.1mm、目盛り2ですと0.2mm目盛り10ですと1mmカッターの刃が出ます。
オートブレードの刃出し量調整方法は、こちらをご覧ください。


Q:305ミリのロールでカッティングシートがたくさん⼿元にあるのですが、カメオ4プロで利⽤できますか?
また、イラストレータープラグインソフト【シルエットコネクト】のカメオ4プロの対応はいつですか?
A:305mmのロール紙は、カメオ4のプロでカットが可能です。
カメオ4プロは、ピンチローラ切替にて様々なサイズの⽤紙に対応しております。
【シルエットコネクト】はカメオ4プロに対応済みです。

Q:刃が上手く調整できないのですがやり方を教えてください。
A:刃の出し量は、ソフトウェアで調整します。 オートブレードは目盛りが10目盛りあり、1だと0.1mmカッターの刃がでる、2だと0.2mm刃がでるというようなイメージです。
刃出し量の調整方法はこちらをご覧ください。
