新ツールを知って、もっと CAMEO4を使いこなそう！

布やフェルトがカットできるなんてすごいね！
でも、なぜロータリーブレードは布やフェルトがカットできるの？

それは刃先の形状の違いです。通常のカッター刃である「オートブレード」と比べてみると、刃先が丸くなっています。
この丸刃がくるくる回りながらカットしていくので、繊維にひっかからずに布やフェルトをカットできる仕組み。
まるいピザカッターをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

なるほど！刃の形によって切れるものが違うんだ！知らなかった！
ちなみに、ロータリーブレードってカメオ4のツールとして紹介されているけど、カメオ4専用？ポートレートやカメオ3では布のカットはできないの？

ロータリーブレードはカメオ4シリーズ専用になっています。もし、ポートレートやカメオ3で布やフェルトをカットしたい場合は、接着芯をつける前処理をして布にコシをもたせておけばカットできます。
カメオ4ではダイレクトカットができるので、そこが魅力です。

ロータリーブレードについて色々わかってきた！
実際にどんなことに使えるのか聞きたいな。

活用事例と一緒に3つ紹介します。このほかにも様々な場面で活躍しますので、ぜひたくさんの方に使ってほしいです！

手芸に

キャンバス・コットンプリント・リネン・ウールがカット可能なので、手芸で幅広く活躍します。
また、型紙いらずなので、時短にもなります。

おもちゃ作りに

子供が喜ぶフェルト小物作りに最適です。
カメオに任せてしまえば、手では難しい形のカットが簡単綺麗です。

ホームデコや贈り物に

クレープペーパーは、ペーパーフラワーにおすすめです。
お部屋を素敵に飾ったり、贈り物に添えたり、楽しむことができます。

すごく楽しそう！
動物の形やお花の形なんて、なかなか手だと切れないもんね。
なにを作るか、想像がふくらんじゃう！

なんでオートブレードでは切れない素材がクラフトブレードでは切れるの？

理由は2つあります。
1つ目は【刃出し量の違い】、2つ目は【かかる圧力】の違いです。
① オートブレードは刃出し量が最大1mmなのに対して、クラフトブレードは、最大3mmまで刃が出ます。
② CAMEO4のツール2はツール1と異なる高さ制御により圧力を出しているため、ツール1よりも高い圧力をかけることができます。
クラフトブレードはツール2にセットして使うため、ツール1にセットして使うオートブレードよりも圧力が強くかかります。
この2つの仕組みで、オートブレードでは切るのが難しかった素材もカットできるようになりました。

それなら、オートブレードも圧力を強くしちゃえば良いんじゃない？

オートブレードは細かくて繊細なカットができるように、最適な圧力に調整しているのです。
そのため、細かいデザインのカットならオートブレード、厚物ならクラフトブレード、用途によって使い分けるのがおすすめです。

なるほど！オートブレードはDIYやハンドメイドに幅広く使えるイメージだけど、クラフトブレードは何に使える？

活用事例と一緒に3つ紹介します。このほかにもカットできるものや使い方はたくさんありますので、たくさんの人に使ってほしいです！

レザー小物やアクセサリー作りに

合皮や薄く柔らかい本革がカットできるので、製作の手助けになります。

子供用おもちゃ、コスプレ用小物の造形に

EVAシートやクラフトフォームがカットができるので、子用のちょっとしたおもちゃや衣装小物やにおすすめです。また、型紙なしでコスプレ用の道具ができるので、時短にもなります。

DIYのパーツづくりに

薄いバルサがカットできるので、DIYや模型作りにも活躍します。手でカットすることが難しい形でも滑らかにカットします。

オートブレードとはまた違ったものが切れてたのしそうだね。